補助第73号線(上十条~十条仲原)の2020年12月の進捗状況

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2020年12月の補助第73号線(上十条~十条仲原)の用地取得状況をお伝えいたします。

前回の調査から1年が経ちました。その間についに十条駅西口再開発事業の工事が始まり、駅前の風景が大きく変わりました。大きな変化の始まった十条の街を、補助73号線予定地沿いに北から順に見ていきます。
(JR十条駅前)
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(地図)
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十条駅前で再開発工事が開始されました。その中には補助73号線の建設工事も含まれているため、
今回十条の補助73号線の用地取得面積は大きく増加しました。


(1)環状七号線と交差する補助73号線の北端
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富士見銀座商店街の北側入り口です。
環七沿いは今回もまだ用地の取得が見られませんでした。

(2)環七交差点から10mほど
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店舗など数件が解体された跡地は、道路用地と駐車場になっていました。
右隣の白い4階建ての建物を見ると、道路に掛かっている部分だけ2階建て構造になっていて
建設当時から制限が掛かっていたことがうかがえます。

(3)北端から一つ目の十字路
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十字路の両側に空き地が見られます。
ここから補助73号線は商店街と斜めに分岐して、商店街の少し西側を真南に進みます。

(4)富士見銀座商店街 西側の住宅街
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商店街の西側に入ると数カ所このような取得用地が存在しています。

(5)十条銀座商店街から西に入った住宅街
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木賃アパートが建ち並ぶ十条の典型的な住宅街です。
車が通るのも困難な細い路地に木造住宅が密集して建ち並んでいます。
この辺りはまだ用地取得が進んでいないようです。

(6)浜野歯科さんがあった土地
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こちらには浜野歯科さんがありましたが、今回見に行くと更地になっており
左奥へと伸びる既存の道路用地と一つながりになっていました。
奥のお屋敷がこちらから見えるようになりました。

(7)大きなお屋敷の南側
・北向き
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・南向き
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クリーニング店など7件の解体が立て続けにあったようで、浜野歯科跡~商店街西通りにかけて取得用地が繋がり、南北約100mの細長い道路用地が生まれていました!
ここが暫定的にでも通行できるようになると、大きく迂回せずに南北に行き来できるようになって便利になるのですが、そういった活用はされるでしょうか?

(8)十条銀座西通り
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(7)を抜けるとこのアーケード商店街に出ます。
中央のパン屋さんを挟んで、白い仮囲いが設置されていますが、その裏には道路予定地の空地が存在しています。パン屋さんも2020年の夏に閉店されました。

(9)十条駅西口地区再開発用地、北西端
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いよいよ十条駅西口の再開発工事が始まりました。
こちらはその敷地の北西端になります。
再開発地区の中でもこの辺りは補助73号線の道路として開発が行われます。

(10)十条駅前
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十条駅西口地区再開発事業による解体工事が行われ、駅前商業地を形成していた70棟ほどの建物は全て解体されていました。駅前から建物が無くなったため冬の澄んだ青空が高く広がっています。


(11)十条駅構内から見た再開発区域
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駅前には広大な更地が広がっていました。
整地がほぼ完了し、手前側の土地では仮設駐輪場の建設工事が行われています。
それが完成すると現駐輪場が解体され、いよいよ本体工事の着工となることでしょう。

十条駅西口地区再開発 東京都発表資料
十条駅西口地区イメージパース2020

(12)三井住友銀行やパチンコ店、靴のケンコク堂、セブンイレブン等が建ち並んでいた通り
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多数の店舗や議員さんの事務所などが建ち並んでいた賑やかな通りでしたが、
今は白い壁で囲われ殺風景な道になってしまいました。
工事の推移と共にこの道も閉鎖され、道の付け替えが行われることになると思います。

(13)補助73号線と補助85号線の交差部
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補助73号線、85号線が交わる交差点になる場所です。
73号線は画面中央に向かって進んでいき、家政大学を目指して伸びていきます。
右に見えるCitystore SERVE と書かれたスーパーは近々解体予定です。

(14)全日食チェーンのスーパー Citystore SERVE
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こちらのスーパーは2つの都市計画道路の交差部に掛かっており、2020年6月末に閉店しました。
解体のお知らせが掲示されていました。長らくの営業おつかれさまでした。

(15)上十条区間の中央部付近
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再開発エリアから補助85号線(トレセン通り)を挟んで南側の住宅街です。
写真奥右側で住宅の解体がありフェンスで囲われたエリアが増えました。

以上補助73号線(十条仲原~上十条)の2020年12月の様子でした。
2020年は十条の街にとって大きな変化の始まりの年になりました。2021年も大きく変わっていくと思います。引き続き注目して変化を追っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

次回は下板橋駅付近の補助73号線を見ていきたいと思います。
少々お待ちください。

補助第86号線(志茂)~(赤羽西)2020年12月の進捗状況

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補助73号線を予定していましたが読者の方から情報を頂きましたので86号線の記事を先にしたいと思います。

2020年12月の補助第86号線(志茂)~(赤羽西)の用地取得状況をお伝えいたします。

【志茂・赤羽南区間】
(地図)
白地図86号(志茂)202012

(1)国道122号線と交差する補助86号線の東端
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左側に見える北清掃工場は令和4、5年頃から建替え工事が行われる予定です。
現在の特徴あるデザインの煙突は、池袋の清掃工場と同じようなすっきりしたものになるようです。
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(2)入り口から100m付近
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数件の建物の解体があり緑のフェンスが目立つようになってきました

(3)スーパーバリュー前
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この辺りも緑のフェンスが目立ちます。立ち退きが進み交差点の見通しが良くなりました。

(4)X字の交差点付近
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初期の段階で用地の取得が進んだこちらでは先行してモデル道路の整備が行われるようです。

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この道路事業でどのような道路を作ろうとしているのか具体的に示してくれるものになると思いますので出来上がりが楽しみですね。

(5)
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左側で一軒建物の解体があったようです。

(6)赤羽中央総合病院・東京シニアケアセンター赤羽建設現場
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中学校跡地でシニア向けの医療施設の建設が行われています。だいぶ大きくなってきましたね。
向かい側の通り沿いでは数件の住宅でセットバックによる建て替えが進んでいました。

(7)工務店さん跡
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複数件の解体があったようで、L字型の広い空き地ができていました。

(8)赤羽南区間 西側
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これまで赤羽南区間は用地取得率がゼロでしたが今回初めて確保用地が現れました!
赤羽南区間と東本通りが交わる交差部は、交通量が多いわりに歩行者空間の整備が中途半端な状態となってますので早期の改善が望まれます。


【赤羽西区間】
(地図)
白地図86号(赤羽西)202012

(1)アミカ前
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ちょっとわかり辛いですが右端の駐車場だった場所に白いガードレールが設置され、用地確保が確認できました。 その他、緑のフェンスには補助73号線の歩道整備のお知らせが掲示されていました。

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インターロッキングブロック敷きのお洒落な歩道になるようです。

(2)静勝寺さん前
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お寺さんの階段の左側の坂道を登って高台の向こう側へ向かいます。
かなりきつい坂道です

(3)ファミリーマート(旧サンクス)跡
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今回情報を頂いたのがこちらです。ファミリーマートの建物の解体工事が行われていました。
これまでの経験だとコンビニの立退きは遅いことが多かったので油断していました。
情報ありがとうございました!

(4)ファミリーマート西側
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駐車場もセットバックし、ファミリーマートの並びはこれで一通り取得が終わったように見えます。

(5)
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右側で建物の建替え工事が行われています。

(6)崩壊しかかっていた建物の跡地
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2019年の台風で外壁が大きく崩落しKEEP OUT というテープが巻かれていた建物がついに解体されたようです。これで安心して通行できます…


以上補助86号線(志茂~赤羽西)の2020年12月の様子でした。
今回の調査では、モデル道路の建設や、赤羽南区間の進捗、コンビニの解体、危険だなと思っていた建物の解体など多くの変化が見られました。着々と順調に進んでいますね。

次こそは補助73号線を見ていきたいと思いますのでもう少々お待ちください。
2020年もご覧いただきありがとうございました。
2021年は回復の年となることを願っています。それではみなさま良いお年を。

補助第83号線(十条)2020年12月の進捗状況

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ご無沙汰しております。新型コロナウイルスの影響もあり9カ月ほど更新が途絶えてしまいました
いまだウイルスの流行は収まってはいませんが、個人的には少し動きやすい状況となってきましたのでブログを再開したいと思います。

2020年12月の補助第83号線(十条)の建設状況をお伝えいたします。

環七歩道橋から南へ延びる補助83号線を望む
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(地図)
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前回の調査から一年以上経過しましたので用地取得もかなり進んでいました。
十条の83号線沿道の街並みは大きく変わっていました。

(1)補助83号線(十条)北端
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十条区間と環七が交わる交差点付近です。
前回の調査時点では正面に大きな建物が建っていましたが、2020年3月頃に解体が行われ
環七交差点付近は見違えるほど開けた街並となっていました。
解体された建物の跡地には、南方から移転してきた工事事務所が設置されています。

(2)中十条三・四丁会会館付近
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沿道の建物の解体が進み町会々館だけが残りました。
この並びには数件和食屋さんがありましたが、今回の調査時点で全て無くなってしまいました。

(3)町会々館南側
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会館の南側の敷地一帯は、十条冨士の石碑の保管場所となっていました。

(4)西音寺さん南西の住宅街
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沿道側で2軒の解体とさらに奥の方でも住宅の解体が行われていました

(5)セブンイレブン北側
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何軒もの建物の解体があったようで、まとまった広い空地が出来ていました。
この街区に残るのはセブンイレブンと隣のラーメン屋さんの2軒のみです。
東十条駅にも近い場所でこんなに早く用地の取得が進むとは意外でした。

(6)東十条駅出入り口南側
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私設の駐輪場などがあった場所です。
駐輪施設は撤去され、写真中央では建物の部分解体が行われていました。

(7)十条冨士北側
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この辺りは建物の建替えが進み、新しい道路境界線に沿って新しい建物が建ち並んでいました。

(8)十条冨士神社
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十条冨士塚再整備工事が行われていました。
工事については下記をご覧ください。

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木々は伐採され山の大きさはかなり小さくなり寂しい姿となっていました。
石碑は前述の町会々館付近に保管され、山頂の本尊は歩道橋の足元に移設されています。
解体後は遺跡の発掘調査を行った後、新しい形で再建されます。

(9)83号線1期区間
十条中央商店街入口
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工事事務所が環七側に移転したことで交差点の見通しがとても良くなりました。
確保用地は所々白いバリケードで軽く囲ってる程度なので歩行者が歩くことができます。
まだ仮設ですが歩道が全くなかった時とは安全性が大違いです。

地福寺さん前
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門の再建が完了し綺麗になっていました。
この辺りもきちんと整地されて歩きやすくなっています。

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この辺りも段差が多少均されて少し歩きやすくなりましたね。

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補助83号線に面した土地では高い建物も建てられるようになりました。
十条のこの地域で10階を超える建物は珍しいのでとても目立ってますね。

(南端から北を望む)
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いよいよお冨士さんの再整備工事がはじまり、第二期区間も過半数を超える用地取得率となって
補助83号線の十条沿道は新しい時代に入ったように思えます。
沿道を歩いた際の開放感が以前とは段違いになりました。
このペースで早期に歩行者が安心して歩ける街になると良いですね。

以上補助83号線(十条)の2020年12月の様子でした。
次回は補助73号線を見ていきたいと思います。

補助第172号線(長崎)2020年3月の進捗状況

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前回の補助第26号線に続いて
補助第172号線(長崎)の2020年3月の進捗状況をお伝えいたします。

前回の記事が2018年ですか…2019年も書いたつもりでいたのですが飛ばしてたみたいです…
その分下の地図のように一気に赤い部分が増える結果となりました。
(地図)
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区間が1.62kmと長いので、東長崎側と椎名町側で区切った地図も用意してみました。
西側から順に見ていきます。

■東長崎側
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(1)西端
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 補助26号線との交差点になる場所です。
 用地が少し広がっていました。

(2)1から100mほど入った辺り
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 ちょうど住宅の解体が行われていました。

(3)
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 黒い壁面の大きな集合住宅が完成していました。
 1階には「La cantine du Nagasaki 5」というフレンチレストランが入っています。
 赤い外装がお洒落ですね

(4)三和ベンドサービス前
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住宅が立ち並ぶ場所でしたがかなり用地取得が進みました。
番地単位で見ても残すところもう10件も無いと思います。
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(5)東急ストア北側
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 確保済みの敷地の奥側が、西側から進んできている用地と繋がりました
 左に見える茶色い三階建ての三角屋根の建物は「たかはし和装学院」さんで
 道路用地を空けて新しく建て替えられました。
 その手前の肌色の住宅は道路用地にかかっています。

(6)長崎眼科さん跡
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 セットバックした土地に新しい建物が完成していました。

(7)長崎十字会商店街
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少しずつセットバックが進んでいます。
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カメラ店隣の建物が解体されていました。
角の八百屋さんの建物は建築のお知らせが掲げられたまま今年も変化がありませんでした。

(8)
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 角地に出来た広い空地はフェンスで囲われていました。

(9)セブンイレブン長崎店前
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 前回よりも1件分の敷地が増えていました。

(10)老人ホームアトリエ村を超えた辺り
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 この並びでは2件の解体が行われ緑のフェンスかなり目立つようになってきました。
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(11)
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 この一帯では住宅の建替えが盛んに行われています。
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以上東長崎側でした。
ファミリーマート 豊島長崎三丁目店の先は椎名町側として後半に続きます。


■椎名町側
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(12)区立長崎小学校北側
 床屋さんの隣の建物が解体され更地になっていました。
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 鉄骨造の丈夫そうな建物の建設が行われていました。
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(13)
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 住宅の建替えが進み、耐火仕様と思われる新しい建物が建ち並んでいます。
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(14)現道との分岐点
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 複数の建物が解体され広いL字形の空き地が出来ていました。
 ここから現道と別れ、南東に向かって曲がって行きます。

(15)東京新聞 長崎専売所前
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 住宅地の中にフェンスで囲われた広い道路用地が広がっています。
 こちらの区画は中央の住宅が残るのみとなっていました。
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 一軒残った住宅を超えた向こう側。広い敷地に建つ住宅が解体されて更地が広がっていました。
 残った左側の民地はシートで覆われています。

(16)教育芸術社
 今回の一番のトピックがこちらですね。
 教育芸術社さんの新社屋の建設が2つの敷地で大々的に行われていました。

・第一ビル新築工事
 おそらく創業者の邸宅が建っていた土地だと思います。とても広い敷地ですね!
 ただし白い枠で囲われている敷地のうち半分ほどは172号線の用地です。
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・第二ビル新築工事
 以前は駐車場として利用されていた土地です。
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・教育芸術社(現社屋)
 この建物の北東部分(写真右側)が道路計画に掛かっています。
 新社屋が完成し引っ越しが終わったら解体されることになるかと思います。
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 教育芸術社の建替えをきっかけに、これまで動きが見られなかった山手通り側にも
 動きがでてくるかもしれないですね。

今回はこれで終了です。1年半分だったので長くなってしました。
ここまでご覧いただいた皆様お疲れさまでした。
こちらは見に来るたびに必ず新しい確保用地が現れる進みの速い路線なので
これだけ間を空けてしまうと大変なことになりますね (^^;

以上、補助172号線(長崎)区間の現在の様子をお伝えしました。


十条駅西口地区市街地再開発エリアの2020年2月28日の様子

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十条駅西口で大規模な市街地再開発が行われます。北区:十条駅西口地区市街地再開発事業
2020年4月から解体が始まる十条駅西口地区の様子を記録しておきたいと思い、2月末に写真を撮ってきました。

 ※写真点数が30枚と多目ですので通信容量を気にされる方はご注意ください。

今回再開発が行われるのはピンクのラインで囲んだ区域
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十条の繁華街の一角を形成している地域で、多くの店舗が建ち並んでいました。
2019年後半から閉店する店が現れ始め、この記事を書いている時点でその多くが移転閉店していました。

JR十条駅
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十条駅西口駅前全景
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広場中央の彫像
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十条銀座商店街の入り口
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十条銀座のアーケード街は再開発の対象ではありませんのでご安心ください。
(ただし横道に入った場所で道路事業に掛かっているお店は数軒あります)

三井住友銀行が入っていた建物の脇を奥へと入って行きます
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この道を含め左側が再開発対象区域

旧三井住友銀行の裏の奥には十条会館があります
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旧三井住友銀行の脇道をさらに進みます
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細い道の脇にはアトリエJさんや居酒屋が建ち並んでいました

上の道を左に曲がった所
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再開発区域に隣接していますが、この並びは区域外となります。

上の場所から左に入った小道
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スナック"どんぞこ"さん。思い切った名前が素適です。
この建物よりも奥側が再開発区域。

居酒屋ジャックさん
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カッコいい居酒屋さんですね。樽といい黒く塗られた外壁といいパイレーツ感があります。
この建物の真ん中あたりから向こうが再開発区域となっています。

駅前広場に戻ってきました。
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この広場は商店街の荷捌き空間として利用されることが多く、ひっきりなしにトラックが荷下ろしを行っています。また商店街で火災があった時には消防車がここに集まり消火活動の拠点としていました。十条仲原エリアの輸送や防災に欠かせない大切な広場です。
再開発ではこの広場も再整備され、地下には駐輪場が整備されます。

広場南側
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みずほ銀行、不二家、ミスタードーナツ、靴の建国堂さんといった店が建ち並んでいます。
私自身もミスタードーナツさんはよく利用させていただいていました。

十条銀座南側の商店街
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駅前広場西側から南のバス通りに向かって伸びる商店街です

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パチンコ屋さん、議員さんの事務所、セブンイレブン、床屋さんなどが建ち並んでいます。

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この付近に数店舗を構えるしらくらさんを始め、接骨院、旅行代理店、ラーメン屋などの飲食店
不動産屋などが建ち並んでいます。
なおこの道はタクシーや運送の車が駅前広場に入るアクセス路となっているため車の交通量が多いです。再開発では広い歩道が整備され歩車分離がきちんとされることでしょう。

道沿いに貼ってあった再開発のイメージパース
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2019年迄のネット上では見たことのない画像です。
以前は40階建てのビルになる予定でしたが詳細設計の結果階数が39階に減ったのでこれが最新のイメージかもしれませんね。
ここには38階とありますが、塔屋を含めたり構造切り替え階を含めたりで階数の定義が異なっているのかも知れません。

バス通り(都道455号線)に出た所
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十条駅の南側を走る大通りから駅前広場や十条銀座方面を見ています。
黄色い外壁のしらくらさんが目を引きます。
右側の不動産屋さんはまだ営業されていました。

いちょう通り商店街
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バス通り沿いは、いちょう通り商店街が形成されています。
再開発区域側のお店はこの時点ですでに移転閉店していました。

いちょう通り商店街東側
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CoCo壱などがありましたがこの辺りのお店もすでに閉店し通り沿いの窓は塞がれていました。
道をさらに進むと埼京線の踏切があります(写真右奥)
線路付近は2017年頃から再開発用地として緑のフェンスで確保されています。

再開発相談事務所
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バス通りから駅前に入る交差点の角には再開発相談事務所があります。
2017年の再開発資料の縦覧の際に立ち寄らせてもらって資料を拝見させてもらいました。

十条駅西口自転車駐輪場
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再開発事務所の隣には自転車駐車場があります。
再開発ではここに大きなビルが建つことになるので、駐輪場は広場の地下へと移転します。

線路沿いの商店街
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ここには多くの飲食店が建ち並んでいます。
こちらの三忠食堂さんはtwitterや掲示板等で閉店を惜しむ声が多く見られました。

カメラの峰光堂さん
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十条の中では頭一つ抜けた高い建物なので、屋上のKodakの看板は良く目につきました。

喫茶店Swingさん
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この時すでに看板も無くなっていましたがお洒落な佇まいの喫茶店でした。
内装もお洒落だったようで一度寄ってみたかったな・・・

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ダイニング街なかさん、スパゲッチーボロンゴさん
左は十条銀座診療所さん

十条駅前交番
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十条駅前の安全を見守ってくれていた交番
再開発では新しい駅前広場の西側に移動するそうです(検討中)

駅前から線路沿いの商店街を振り返り
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人気の飲食店やコンビニが並ぶ通りで大人から学生さんまで幅広いお客さんでにぎわっていましたが一斉に閉店となってしまい困ってしまう人が多そうです…(実際にこの日通った時に閉店に困惑する声が聞こえてきました)
右側の木々が生えているスペースは十条駅前児童遊園(児童が遊んでいる姿を見たことはありませんが…)議会資料を見るとこちらも3月いっぱいで廃止とのことです。

最後にミスドで休憩・・・
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ここには結構通いました。コーヒーのお替りをしてくれるおかげで長居することもしばしば。
休憩するにはとてもいいお店でした。長い間お疲れさまでした。
でも再開発ビルにまた戻ってくるという話も小耳にはさんだので再開の日を楽しみに待っています。

ミスドから見た駅前広場の景色
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2階の窓からは十条駅前の広場が一望できました。
もうこの景色を見ることはできませんが、数年後再開発ビルの同じような位置から新しい景色を見ることが出来るかもしれません。
その時見る景色はどのように変わってるのでしょうね。

・・・
その後3月に入って歩いてみたところ10件以上の建物に解体のお知らせが掲示されていました。
4月から一斉に解体が始まるという事で、一時的とはいえ十条の街の一角が消え去ってしまいます。
駅前の激変に戸惑う人が多そうです。
十条の南側には大学など多くの学校がありますので、工事の際はくれぐれも注意してもらいたいものですね。

4月に入って街が白い枠で囲われる頃に再度レポートしたいと思います。
以上再開発直前の十条駅西口の街の様子でした。



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