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補助第26号線(千早)の2018年8月現在の建設状況を紹介いたします。

補助26号線は、環状七号線山手通りの間に計画されている都市計画道路で、北は板橋JCT、南は品川区東大井一丁目に至る、延長約22.4 km環状道路です。
千早区間はそのうち要町通りから420mの区間が対象で、
この区間の前後の区間はすでに整備済みとなっています。

(断面形状)
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11mの現道が幅員20mに拡幅され、ゆったりとした歩道が整備されます。
道路整備と合わせて電線の地中化も行われます。

(地図)
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今回調査したところかなり確保が進んでいて、4月に公表された59%という数値を超えて6割を突破してるように見えました。

北から順に見ていきます。
(1)要町三丁目交差点
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要町通り補助26号線交差する交差点で、交通量の非常に多い大きな交差点です。
交差点に建つ建物は道路予定線に合わせて斜めに面取りされた形状になっています。

(2)交差点から少し入ったあたり
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交差点付近は商店街となっており、まだ商店をはじめ多くの建物が残っています。

(3)
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以前はこの辺りも商店が立ち並んでいましたが2017年になって一斉に立退きが進みました。

(4)
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緑色のフェンスが並んでる中に数件の建物が残っています。

(5)
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ちょうど見に行った時にクリーニング屋さんの建物の解体準備が行われていました。

(6)
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この辺りは比較的最近(2017~2018年頃)解体・建替えが行われました。

(7)
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建売住宅のうち2軒がまだ残っていました。

(8)
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確保済みの用地が広がっています。

(9)
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オレンジ色のタイルの建物が残っています。

(10)南端
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東京都立千早高等学校があるこのあたりが千早区間の南端になります。
これより先数百mは整備済みで幅員が広くなっています。
さらに進んで西武池袋線が近くなるとまた幅員が狭くなり、南長崎区間として拡幅事業が行われています。

以上、補助第26号線(千早)の現在の進捗状況でした。
次回は整備済み区間を超えて南に行った、補助26号線(南長崎)を紹介いたします。