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補助第87号線(帝京大学病院)2017年度末まとめ

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前回の補助第82号線(池袋本町・上池袋)に続いて
補助第87号線(帝京大学病院)2017年度の進捗状況です。

"帝京大学病院"区間という区間名があるわけでは無いのですが、全長990mのうち事業区間は444mだけなので、全体と区別するためここでは沿道の重要施設である帝京大学附属病院の名前を付けて呼ぶことにします。

<地図>

(クリックすると拡大します)

現在の様子を北から順に見ていきます。

帝京大学病院交差点

トレセン通り(補助85号線)との交差点が今回の事業区間の北端になります。

北端のフェンスから南方を見る

進行方向はすっかりクリアになってます。

最後の建物が立っていた場所

最後の建物と工事のプレハブ小屋などが建っていましたが、今はそれらも消え綺麗に整地されていました。

財務省板橋寮跡地

左側にあった建物は解体され、帝京大学の施設の建設工事が行われています。
正面には広い道路用地が真っすぐ伸びています。
なおこの辺りが北区板橋区区境で、上記までが北区、ここから先が板橋区の担当になります。

稲荷台交差点

左側前方が帝京大学板橋キャンパス及び附属病院です。


この辺りは長い下り坂となっています。
帝京大学側の歩道はすでに綺麗に整備されています。
処方箋薬局が建ち並ぶ右側はまだ歩道が構築されていません。

帝京大学病院駐車場入り口

現在の補助87号線は未完成のため一方通行となっており、大学病院に訪れる車は遠回りを強いられます。

帝京大学病院の建物

巨大なガラスのファサードが特徴的な立派な建物です。

事業区間南端

帝京大学の南端、石神井川の手前までが今回の事業区間です。
この先の板橋区仲宿を貫いて国道17号線に至る区間はまだ事業化されていません。
住宅密集地で現道も無いため事業化されたとしてもかなりの年月が必要でしょう…

以上、補助第87号線(帝京大学病院)の2018年4月の状況でした。
ついに用地の取得が完了し、あとは工事をするだけというフェーズまで到達しました!
困難な交渉の連続だったと思います。ご担当者の皆様本当にお疲れさまでした。

工事完了まであと数年かかるかと思いますが、救急車や病院に通う患者さんがスムーズに病院にアクセスできる環境が少しでも早く整うと良いですね。

次回は東池袋都電荒川線沿いに整備が進む補助81号線(東池袋地区)の状況をお伝えする予定です。

補助第87号線(帝京大学付近)2017年10月

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補助第87号線(帝京大学付近)の2017年10月の状況です。
この通りは北区上十条3丁目~板橋区仲宿を結ぶ都市計画道路で、現在はトレセン通りから帝京大学前までの区間について2021年度開通目標で工事が行われています。
長らく北区区間で未取得箇所が残っていましたが、ようやく2016年度に用地取得が完了しました。

<公式情報>
補助第87号線(北区)
補助第87号線(板橋区)

(地図)

(クリックすると大きな画像が表示されます)

(1)北区区間

補助87号線の北端です。手前を左右に走るのはトレセン通りと呼ばれる都道です。
以前はマルフクストアーというスーパーが建っていました。

現状の道路空間は、緑のフェンスと赤いコーンの間のほんの数メートルしかありませんが、87号線が開通すればここから帝京大学医学部附属病院に向かって真っすぐ車が入って行けるようになります。

(2)

最後まで残っていた建物が解体されました。
これで本格的に補助87号線の建設工事を行うことができるようになります。

(3)財務省前

左側の公営団地のような建物は財務省板橋寮です。
写真中央の緑色のガードレールがある辺りは、寮の敷地の一部で塀で囲われていました。
現在は道路用地部分がアスファルト舗装され、とりあえずの歩行者空間として開放されています。

(4)帝京大学前

この交差点の先が帝京大学板橋キャンパスおよび医学部附属病院です。
帝京大学板橋キャンパスは2014年にかけて再開発が行われ一新されました。
それに伴って補助87号線の整備も行われ、大学側の歩道についてはすでに完成しています。
車道も拡幅が済んでいますが未だ一方通行のままで相互通交の開放はされていません。
大学病院に出入りする救急車も迂回を強いられており、早い開通が望まれます。

平成8年の事業認可から20年の時を経てようやく用地取得100%となりました。
元の土地の所有者の皆さんのご協力本当にありがとうございました。
開通となりましたら、感謝して通らせていただきたいと思います。

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